空母「福建」、初の試験航海終了=中国 2024年05月08日 18時37分
【北京時事】中国国営中央テレビによると、空母「福建」は8日、初の試験航海を終え、上海の造船所に戻った。試験航海では動力や電力システムの設備を確認し、「予期した成果を得た」という。今後、複数回の試験航海を行い、2025年にも就役する見通し。
福建は配備済みの「遼寧」「山東」に続く中国3隻目の空母で、1日から試験航海を行っていた。艦載機を効率的に射出する電磁カタパルトを初めて採用。就役までの期間は、初の試験航海から1年7カ月かかった山東よりも長くなるという指摘もある。