ロシア凍結資産活用で大筋合意=EU加盟国、ウクライナ支援に 2024年05月09日 05時32分
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)加盟国は8日の大使級会合で、経済制裁の一環で凍結されたロシア中央銀行の資産から得られる利息収入に関し、ウクライナへの軍事および復興支援に活用することで大筋合意した。EU議長国ベルギーがX(旧ツイッター)で明らかにした。
EUによれば、利息収入は年間30億ユーロ(約5000億円)に上る。欧州委員会は3月、その大半をウクライナ軍事支援に活用する方針を加盟国に提案。各国首脳は同月、計画を進めることで合意していた。