エリザベス女王像に批判殺到=「似ていない」「侮辱」―英 2024年09月14日 06時11分
【ロンドン時事】英国でお披露目された故エリザベス女王の銅像が、ネット上で批判にさらされている。顔が女王に似ていないというのが主な理由で、「溶解してやり直しが必要だ」との声すら上がっている。英メディアが報じた。
銅像が設置されたのは、英領北アイルランドのアントリム城庭園。地元自治体が発注し、女王死去から2年を控えた6日に除幕式が行われた。女王は夫のフィリップ殿下の隣に立ち、足元には愛犬2匹がたたずんでいる。
ところが、自治体がフェイスブックで銅像設置を知らせると、直後から「女王に全く似ていない」「女王に対する侮辱だ」といった批判が殺到。スカーフをかぶりブーツを履く姿にも、「女王のいつもの服装を表していない」との意見が寄せられた。
自治体側はスカイニューズに対し、「SNSでは否定的意見が増幅される可能性がある」と指摘。その上で「庭園を訪れ、銅像を自分の目で見てほしい」と呼び掛けている。