ヒズボラ構成員の通信機器、次々爆発=8人死亡、2750人負傷―レバノン 2024年09月17日 23時39分

 【カイロ時事】中東レバノンの南部や首都ベイルート近郊で17日、イスラム教シーア派組織ヒズボラの構成員らが連絡手段として使用しているポケットベルのような通信機器が次々と爆発した。現地からの報道によると、レバノン保健省は少なくとも8人が死亡し、約2750人が負傷したと発表した。爆発は各地で約1時間にわたって起きたという。
 イランのメディアは、レバノン駐在のイラン大使も爆発で軽傷を負ったと伝えた。また、在英のシリア人権監視団は、シリアでもヒズボラ構成員が同様の爆発で病院に搬送されたと明らかにした。
 パレスチナのイスラム組織ハマスに連帯するヒズボラは、パレスチナ自治区ガザでハマスと戦闘を続けるイスラエルを攻撃しており、イスラエルも応戦。今回の爆発に関し、イスラエルが関与した可能性が取り沙汰されている。 

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