イスラエルが爆発物仕込んだか=ヒズボラの通信機器―米報道 2024年09月18日 10時09分

レバノンの首都ベイルート郊外で、血を流して倒れる男性ら=17日、SNSの動画より(AFP時事)
レバノンの首都ベイルート郊外で、血を流して倒れる男性ら=17日、SNSの動画より(AFP時事)

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は17日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーらの携帯通信機器が爆発したことに関し、イスラエルが事前に少量の爆発物を仕込んでいたと報じた。機器は台湾製で、ヒズボラ側に渡る前に爆発物が埋め込まれた可能性がある。
 同紙によると、通信機器はヒズボラが台湾メーカー「ゴールド・アポロ」に注文したポケベル。だが、レバノンに輸入される前にイスラエル側が機器に手を加えたとみられ、28~56グラムの爆発物が電池脇に埋め込まれ、遠隔操作可能な起爆装置も取り付けられていた。 

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