バイデン氏再選出馬は「無謀」=ハリス氏、回顧録で批判―米 2025年09月11日 14時09分

【ワシントン時事】米民主党のハリス前副大統領(60)は近く出版する回顧録で、バイデン前大統領が2024年大統領選で再選を目指し立候補したことについて「無謀だった」と批判した。米誌アトランティックが10日、報じた。
バイデン氏は80歳だった23年4月に再選出馬を表明したが、心身の衰えが目立ち、大統領選を戦い抜けるか不安視されていた。
ハリス氏は、当時の状況に関して、周辺の誰もがバイデン氏夫妻に去就の判断を任せていたと説明。「個人の野心に委ねられるべきではなかった」「私は撤退を進言すべきだったか。そうかもしれない」と振り返った。