利下げは「良い知らせ」=インフレ鈍化を強調―バイデン米大統領 2024年09月20日 07時52分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は19日、ワシントン市内で演説し、連邦準備制度理事会(FRB)が前日、0.5%の大幅利下げを決めたことについて、消費者にとって「良い知らせだ」と歓迎した。インフレ率は低下しているとして、利下げの継続を予想した。
 また、利下げはインフレへの勝利ではなく、景気回復が「新たな局面に入った」ことを意味していると強調。金融緩和による成長押し上げを期待する一方、生活コスト引き下げで「もっとやるべきことがある」と訴えた。
 バイデン氏は、米国のインフレ率低下は「他の先進国より速やかだ」と言明。「金利はさらに下がる」との見通しを示した。 

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