「ヒズボラは屈服せず」=対イスラエル抵抗促す―イラン最高指導者 2024年09月25日 19時50分

25日、イランの首都テヘランで、会合に出席する最高指導者ハメネイ師(イラン当局が提供)(AFP時事)
25日、イランの首都テヘランで、会合に出席する最高指導者ハメネイ師(イラン当局が提供)(AFP時事)

 【イスタンブール時事】イランの最高指導者ハメネイ師は25日、首都テヘランで演説し、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを狙った通信機器の一斉爆発や大規模空爆について「ヒズボラは重要な構成員らを失ったが、それでもヒズボラを屈服させるような損失ではない」と主張した。イラン国営メディアなどが伝えた。後ろ盾として支えるヒズボラに、イスラエルへの徹底抗戦を促した形だ。
 ハメネイ師は、イスラエルに対するヒズボラの反撃を「ジハード(聖戦)」と形容。抵抗勢力の打倒が困難なために民間施設などを攻撃しているとイスラエルを批判し、「最後に勝つのはパレスチナの抵抗勢力とヒズボラだ」と語った。 

海外経済ニュース