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　【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は２７日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの担当特使にキース・ケロッグ元大統領補佐官代行を指名すると発表した。トランプ氏が掲げるウクライナの戦争終結に向け、和平交渉を仲介する役割を担う。
　トランプ氏はこれまで、来年１月の就任前に「戦争を終わらせる」と豪語してきた。声明で「われわれは力を合わせ、『力による平和』を確保し、米国と世界を再び安全にする」と述べた。
　ケロッグ氏はトランプ政権１期目に、国家安全保障担当の補佐官代行や国家安全保障会議（ＮＳＣ）の事務局長などを歴任した。現在は保守系シンクタンク「米国第一政策研究所」（ＡＦＰＩ）の共同議長を務めている。