ウクライナが世界最大の武器輸入国=20~24年、日本は6位―国際平和研 2025年03月10日 08時07分

【ロンドン時事】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は10日、世界の武器取引に関する報告書を公表した。ロシアの侵攻を受けるウクライナが2020~24年の世界の武器総輸入の8.8%を占め、同期間としては最大の輸入国になった。
ウクライナの輸入は15~19年の100倍近く増えた。22年の侵攻開始以降、少なくとも35カ国がウクライナに武器を提供した。同国への供給トップは45%の米国で、ドイツやポーランドが続いた。
他の輸入上位国はインドやカタールなど。日本も20~24年の世界総輸入の3.9%を占め、6位となった。日本へは97%が米国からだった。