今週合意の可能性「十分」=ガザ停戦交渉―米大統領 2025年07月07日 09時09分

6日、米ニュージャージー州モリスタウンで記者団の取材に応じるトランプ米大統領(AFP時事)
6日、米ニュージャージー州モリスタウンで記者団の取材に応じるトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は6日、東部ニュージャージー州で記者団に対し、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉について、「今週合意する可能性は十分ある」との見通しを示した。
 米国はイスラエルとハマスに停戦案を提示。60日間戦闘を停止し、ハマスが人質の一部を解放するのと引き換えにイスラエルが収監するパレスチナ人を釈放する内容となっている。イスラエルは米国案に同意したが、ハマスは修正を求めたとされる。
 トランプ氏は「ガザに関して『ディール(取引)』が近い」と強調。「かなりの数の人質が解放される」と楽観的な見方を示した。
 一方、ロイター通信によると、カタールの首都ドーハで、イスラエルとハマスは間接交渉を実施。トランプ氏は7日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、停戦に関して話し合う。 

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