ウラン濃縮停止条件の協議せず=米との交渉、再開見通し立たず―イラン 2025年07月15日 14時28分

イラン最高指導者ハメネイ師の顧問を務めるベラヤティ氏は14日、米国との核協議再開について、ウラン濃縮活動停止が条件となるならば応じない考えを示した。国営イラン通信が伝えた。
国際問題を担当するベラヤティ氏は、テヘランでパキスタンのナクビ内相と会談。この中で「濃縮停止を条件とした協議が行われることはない」と強調した。
AFP通信によると、イラン外務省報道官はこれに先立ち、アラグチ外相とウィトコフ米中東担当特使による協議の見通しは立っていないと明らかにした。「現時点で具体的な日時や場所は決まっていない」と述べた。