「トランプ政権は憲法解体図る」=バイデン氏、演説で批判―米 2025年08月01日 14時03分

【ワシントン時事】バイデン前米大統領は31日、中西部イリノイ州シカゴで演説し、トランプ政権が「憲法を解体しようと全力で取り組んでいる」と批判した。連邦最高裁が政権の後ろ盾となり、議会も傍観していると指摘した上で、投票行動による抗議を国民に呼び掛けた。
バイデン氏は司法・立法・行政の三権分立が機能不全に陥る中、大手メディアも圧力に屈し「米国の制度や民主主義そのものが厳しい現実に直面している」と強調。「未来のために闘わなければならない」と訴えた。