NY円、150円台後半=4カ月ぶり安値 2025年08月01日 07時14分

 【ニューヨーク時事】31日のニューヨーク外国為替市場では、日銀の利上げ観測後退や根強い物価高を示す米経済指標の発表を受け、円売り・ドル買いの流れが加速し、円相場は1ドル=150円台後半に下落した。3月下旬以来、約4カ月ぶりの安値水準。午後5時現在は150円73~83銭と、前日同時刻比1円26銭の大幅な円安・ドル高。
 日銀は31日、政策金利の据え置きを決定。植田和男総裁が記者会見で、利上げ時期を慎重に見極める姿勢を示したことから、日米金利差を意識した円売り・ドル買いの流れが強まった。 

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