ポーランド領空侵犯「ミスかも」=ロシア非難避ける―トランプ米大統領 2025年09月12日 09時03分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、ポーランド領空を侵犯したロシアのドローンについて、「(侵入は)ミスだったかもしれない」と述べた。具体的な理由は説明していない。ホワイトハウスで記者団に語った。
ロシアへの直接的な非難を避けた格好だが、「この状況に関するあらゆることに満足していない。(戦争が)終結することを望んでいる」とも述べ、ウクライナ侵攻継続にいら立ちをあらわにした。
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は10日、領空侵犯に関し、「意図的か否かを問わず、無謀で危険な行動だ」とロシアを非難。ロシア国防省は「ポーランド領内を目標とする計画はなかった」と弁明していた。