検察、活動家射殺で死刑求刑へ=殺人罪で起訴―米 2025年09月17日 09時02分

16日、米西部ユタ州スパニッシュフォークの拘束施設からオンラインで出廷するタイラー・ロビンソン容疑者(ユタ州裁判所提供)(AFP時事)
16日、米西部ユタ州スパニッシュフォークの拘束施設からオンラインで出廷するタイラー・ロビンソン容疑者(ユタ州裁判所提供)(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米西部ユタ州で保守活動家チャーリー・カーク氏(31)が射殺された事件で、地元検察当局は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人や銃器発砲などの罪で起訴した。検察は記者会見で、死刑を求刑する方針を明らかにした。
 起訴状によると、ロビンソン容疑者は10日、ユタ州のユタバレー大学で行われた屋外イベント中に、約150メートル離れた建物からライフル銃を1発撃ち、カーク氏を殺害したとされる。銃の引き金から容疑者と一致するDNA型が検出された。
 ロビンソン容疑者は16日に州裁判所で開かれた審理にオンライン形式で初出廷。人定質問に答えた後、今後の裁判進行などに関する説明に小さくうなずいていた。次回の審理は29日に決まった。 

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