プーチン氏、「張り子の虎」に反論=対NATOで「前進」主張 2025年10月03日 07時50分

2日、ロシア南部ソチで開かれた「バルダイ会議」で発言するプーチン大統領(EPA時事)
2日、ロシア南部ソチで開かれた「バルダイ会議」で発言するプーチン大統領(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領は2日、ウクライナ侵攻が長期化するロシアをトランプ米大統領が「張り子の虎」とやゆしたことについて「われわれは(ウクライナの後ろ盾の)北大西洋条約機構(NATO)全体と戦っている形なのに前進している」と反論した。その上で「NATOこそ何に例えればいいのか」と強がった。
 内外のロシア専門家らを集めて南部ソチで開かれた「バルダイ会議」で語った。演説と質疑応答は約4時間。疲れが出たのか、自らに関して連邦保安局(FSB)元長官ではなく、「米中央情報局(CIA)元長官」と言い間違え、苦笑いして訂正する場面もあった。 

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