円、一時153円近辺=欧米市場 2025年10月08日 22時41分
【ニューヨーク時事】8日の欧米外国為替市場では、日本の財政悪化懸念などを背景に円売り・ドル買いが継続し、円相場は一時1ドル=153円近辺まで下落した。ニューヨーク市場の午前9時現在は152円50~60銭と、前日午後5時比65銭の円安・ドル高。
自民党の高市早苗総裁が志向する積極財政や金融緩和に伴う財政悪化懸念、日銀の早期利上げ観測後退がくすぶり、ロンドン市場で円売り・ドル買いが進んだ。その後は円がやや買い戻された。