NY株、初の4万6000ドル台=米CPI受け最高値更新 2025年09月12日 05時12分

【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、8月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね予想に沿った内容だったことを受けて大幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比617.08ドル高の4万6108.00ドルと、2日ぶりに史上最高値を更新。初めて4万6000ドル台に乗せた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は157.01ポイント高の2万2043.07と、4日連続で最高値を塗り替えて引けた。
米労働省がこの日発表した8月のCPIは前年同月比2.9%上昇で市場予想と一致。利下げを妨げるほどの内容ではないと受け止められ、労働市場の減速が懸念される中、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の会合で利下げを決定するとの観測が一段と強まった。