NY円、一時146円台後半 2025年09月12日 06時48分
【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク外国為替市場では、米物価指標が市場予想と同水準だったことを受けて円買い・ドル売りが進み、円相場は一時1ドル=146円台後半に上昇した。午後5時現在は147円17~27銭と、前日同時刻比25銭の円高・ドル安。
米労働省が朝方発表した8月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.9%上昇で、予想と一致。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の金融政策会合で利下げを再開するとの見通しが継続し、日米金利差を意識した円買い・ドル売りが強まった。
その後は、日本の次期政権が積極財政を進めるとの観測から円が売られ、ドルが買い戻される場面もあった。