NY金、4000ドル目前=2日連続で最高値更新 2025年10月07日 07時57分
【ニューヨーク時事】週明け6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げ期待に加え、世界的な政局不安などを背景に、2営業日連続で史上最高値を更新した。終値は前週末比67.40ドル(1.72%)高の1オンス=3976.30ドル。年初来では50%超上昇している。
FRBが今月の金融政策会合で0.25%の利下げに踏み切るとの観測が拡大する中、利子の付かない資産の金は改めて騰勢を強めている。ただ、史上初の4000ドルを目前に控え、3990ドル台で足踏み状態となった。今年3月に心理的な節目である3000ドルを突破後、短期間で急伸しており、過熱感が意識されたもようだ。