米FRB、大半が年内追加利下げ適切=金利見通しには相違も―会合議事要旨 2025年10月09日 04時46分

【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、9月16、17両日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。政策金利見通しなどで見解が割れたが、大半の会合参加者が「年内のさらなる金融緩和が妥当な可能性がある」との判断を示した。
9月会合では、政策金利を0.25%の幅で昨年12月以来9カ月ぶりに引き下げ、年4.00~4.25%とすることを決めた。ホワイトハウスの大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を休職し、就任したばかりのミラン理事は0.5%の大幅利下げを求め、反対票を投じた。