大使館空爆は「本土への攻撃」=イスラエルへの報復警告―イラン最高指導者 2024年04月10日 17時07分
【イスタンブール時事】イランの最高指導者ハメネイ師は10日、テヘランで演説し、シリアの首都ダマスカスのイラン大使館の建物が1日に空爆を受けたことについて、「われわれの本土への攻撃と同じだ」と批判した。イランはイスラエルによる攻撃と断定しており、ハメネイ師は「邪悪な政権は過ちを犯した。罰せられなければならない」と改めて報復を強く警告した。
ハメネイ師の発言を受け、イスラエルのカッツ外相は10日、X(旧ツイッター)への投稿で「イランが自国から攻撃を行えば、イスラエルは対抗してイラン領内を攻撃する」とけん制した。