中朝友好と結束アピール=習政権序列3位、正恩氏と会談 2024年04月13日 21時08分
【北京時事】北朝鮮の平壌を訪れた中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)は13日、金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。中国外務省によると、両氏は中朝の結束をアピールし、さらなる関係強化で合意した。
趙氏は今年が中朝国交樹立75年に当たることを踏まえ、習近平総書記から正恩氏への祝意を伝えた。「中朝最高指導者の崇高な意思の下、両国関係のさらなる発展を望んでいる」と強調。実務協力を推進し、両国の「共通の利益」を守ると主張した。
正恩氏は「中国との伝統的友好、協力関係の発展は党と政府の揺るぎない方針だ。『友好の年』にさまざまな分野で協力を強めたい」と述べた。2019年6月を最後に行われていない首脳会談の実現について協議した可能性もある。