対中国で「集団的抑止力」を=岸田首相訪米を終えて―駐日米大使 2024年04月15日 05時22分
【ワシントン時事】エマニュエル駐日米大使は14日放送のCNNテレビの番組で、岸田文雄首相の訪米や日米比首脳会談などを振り返って「中国と単独で対決するという考えは、地政学的には理にかなっていない。米国と同盟国の安全保障にとって、集団的抑止力の信頼性が非常に重要だ」と語った。
エマニュエル氏は「日本はこの(太平洋)地域で最も信頼されている国だ」と強調。その上で「日本は米国をパートナーと確信して物事を進めている。(米国も)中国の侵略に対抗するアンカー(力)として米国の存在を求める同盟国が地域にいると確信している」との考え方を示した。