「自衛権を行使」=カリブ海への米軍展開を非難―ベネズエラ大統領 2025年09月16日 07時30分

15日、ベネズエラの首都カラカスで記者会見するマドゥロ大統領(EPA時事)
15日、ベネズエラの首都カラカスで記者会見するマドゥロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】ベネズエラのマドゥロ大統領は15日、記者会見し、同国沖合のカリブ海上に麻薬密輸対策を名目に軍艦を展開する米国の動きを「攻撃」だと非難し、「自衛のための権利を全面的に行使する」と表明した。
 マドゥロ氏は、カリブ海に展開する米国の軍艦がミサイルでベネズエラを狙っているなどとして「わが領土に対する侵攻と占領の意図がある」と主張。トランプ米政権との意思疎通も、ほぼ「破綻している」と強調した。ベネズエラはこれまで、軍に加え、民兵の動員によって「主権を守る」方針を示している。 

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