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　【ソウル時事】韓国外務省は１６日、日本政府が２０２４年版外交青書で島根県・竹島（韓国名・独島）を「日本固有の領土」と記述したことについて、「不当な領有権主張を繰り返したことに強く抗議し、即時撤回を要求する」と非難する報道官論評を発表した。
　韓国外務省は在韓日本大使館の実生泰介総括公使を呼び、抗議した。林芳正官房長官によると、実生氏は「受け入れられない」と反論した。
　一方、韓国外務省報道官は同日の定例会見で、外交青書が「韓国はパートナー」と明記した点を指摘し「前年より記述が一部改善された」と評価。来年の日韓国交正常化６０周年に向け「未来志向の関係構築を通じた両国の緊密な協力を希望する」と強調した。