イランの攻撃「今週にも」=バイデン氏、欧州首脳と協議―米高官 2024年08月13日 04時36分

カービー米大統領補佐官(広報担当)=7月25日、ワシントン(EPA時事)
カービー米大統領補佐官(広報担当)=7月25日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン、カイロ時事】カービー米大統領補佐官(広報担当)は12日、オンラインで記者団に対し、イランと親イラン勢力によるイスラエルへの報復攻撃について、「今週の恐れがある」と警告した。また、「一連の攻撃に備えるべきだ」と述べ、大規模攻撃になる可能性を示唆した。
 バイデン米大統領は12日、緊迫する中東情勢を巡り、英国とフランス、ドイツ、イタリアの首脳と電話で会談。5カ国首脳は会談後に共同声明を発表し、イランに報復攻撃を自制するよう要求した。
 カービー氏は記者団に、中東地域でのさらなる緊張拡大を「懸念している」と表明。イスラエルが報復攻撃に遭う事態は避けたいとの考えを示しつつ、攻撃されればイスラエル防衛を支援すると強調した。 

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