X、ブラジル事業閉鎖を発表=最高裁の「脅迫」理由、サービスは継続 2024年08月18日 09時33分
【ニューヨーク時事】米実業家イーロン・マスク氏がオーナーを務めるX(旧ツイッター)は17日、ブラジル事業を直ちに閉鎖すると発表した。ブラジルの裁判所が一部利用者のアカウント停止や投稿削除を命じたことに絡み、司法当局から「脅迫」を受けたことが理由で、従業員の安全確保を優先したという。サービスは継続する。
Xによると、ブラジル最高裁のモラエス判事から、命令に応じなければ、同社の法定代理人を逮捕すると通告を受けた。マスク氏は自身のアカウントに「閉鎖の決定は困難なものだったが、秘密検閲と個人情報の提供要求に従えば、われわれの行動を恥じずに説明できない」と投稿した。