フィリピン大統領、「見逃すわけにはいかない」=副大統領の「殺害」発言に反発 2024年11月25日 19時47分

フィリピンのマルコス大統領(右)とサラ・ドゥテルテ副大統領=2022年6月、マニラ(ロイター時事)
フィリピンのマルコス大統領(右)とサラ・ドゥテルテ副大統領=2022年6月、マニラ(ロイター時事)

 【マニラ時事】フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領が「ヒットマンを雇った。マルコス大統領らを殺害するよう指示している」などと述べたことに対し、マルコス氏は25日、「そうした計画を見逃すわけにはいかない」と語り、断固として戦う姿勢を示した。
 マルコス氏は異例のビデオメッセージを発表。サラ氏の名前は出さなかったものの、「発言は悪意に満ちたもので、われわれに対する脅迫だ」と指摘。その上で「もし大統領殺害計画が簡単に実行されるようなことがあれば、大変なこと。私は戦っていく」と語気を強めた。 

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