麻薬対策、米国と協力=中国、トランプ関税で表明 2024年11月26日 20時51分
【北京時事】中国外務省は26日、トランプ次期米大統領が合成麻薬「フェンタニル」などの米国流入への対抗策として、10%の対中追加関税を課すと表明したことを受け、「米国と麻薬対策で協力を発展させることを望んでいる」と表明した。
ホームページに掲載された談話は、フェンタニルの流入を「米国の問題」と指摘。中国が薬物に対する規制強化に取り組んできたと反論し、「米国はその好意を大切に扱うべきだ」と主張した。米国で社会問題となっているフェンタニルの原料は中国が生産しているとされる。