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　【ニューヨーク時事】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは２６日までに、女性従業員らが男性との賃金格差を巡って起こした集団訴訟で、４３３０万ドル（約６６億円）の和解金を支払うことに合意した。複数の米メディアが報じた。
　訴状などによると、２０１９年に従業員の女性が、自身と同じ役職の男性６人と比べ賃金が大幅に少ないのは違法だとして、カリフォルニア州の裁判所に訴えを起こした。この女性より経験が浅いにもかかわらず、賃金を年間２万ドル多く受け取っている男性もいたという。原告には最終的に、従業員や元従業員の女性約９０００人が加わった。
　報道によれば、ディズニーは和解金の支払いに加え、労働経済学者を雇用することにも同意。カリフォルニア州内の従業員間の賃金格差を分析し、是正措置を講じる役割を担う。