拉致家族会、米国務省幹部と面会=ルビオ長官とは直前で中止 2025年04月30日 09時51分

【ワシントン時事】訪米中の北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)と拉致議連は29日、首都ワシントンの国務省を訪れ、ランドー国務副長官と面会した。被害者の早期帰国に向けて「日米の協力と緊密な連携」を強く要請した。
家族会代表で、拉致被害者横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟の拓也さんは記者団に、「家族会の親世代は『時間がない』と改めて伝えた。この面会自体が(北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記に)強烈なプレッシャーになるということも表明した」と語った。
国務省では当初、ルビオ長官との面会が予定されていた。しかしトランプ大統領の演説に同行するとして、直前で中止になったという。