入植計画の撤回要求=イスラエルに、日本など声明 2025年08月22日 07時42分

【カイロ、ロンドン時事】日本やフランス、英国など21カ国の外相は21日、共同声明を出し、イスラエル政府が承認した占領地ヨルダン川西岸での大規模なユダヤ人入植地建設計画の即時撤回を求めた。占領地での入植は国際法違反だとし、「イスラエル政府による一方的な行動は、中東における安全と繁栄を損ねる」と非難した。
入植地は、パレスチナが将来の首都と見なす東エルサレムとヨルダン川西岸を分断する位置にあり、建設されればパレスチナ国家樹立を困難にすると長年指摘されてきた。