日本議員団に関係強化訴え=台湾総統 2025年05月01日 19時05分
【台北時事】台湾の頼清徳総統は1日、訪台した自民党青年局の議員団と台北市の総統府で会談し、防衛や経済などの分野で日台関係を一層強化するよう訴えた。総統府が発表した。
頼氏は、日台は「インド太平洋の平和と安定の促進に向け協力や交流が可能だ」と強調。青年局長の中曽根康隆衆院議員は「台湾海峡の平和と安定は東アジアや世界の平和と安定に関わる」と応じた。頼氏は半導体産業に関しても「台湾は製造、日本は素材や設備、技術が強く、双方が連携すればさらに発展する」との認識を示した。