イスラエル軍、イエメン首都空爆=2日連続でフーシ派に報復 2025年05月06日 06時25分

【カイロ時事】イスラエル軍は6日、イエメンの首都サヌアの空港や近郊の発電所などに空爆を加えたと発表した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が「テロ目的」で利用していたと攻撃を正当化。同軍は5日にもイエメン西部ホデイダの港湾や東郊のコンクリート工場を爆撃しており、フーシ派への攻勢を強めている。
フーシ派は4日、イスラエルの商都テルアビブ近郊の国際空港にミサイル攻撃を実施した。イスラエル軍は、この報復として一連の空爆を行った。
軍はフーシ派が港や空港をイランからの武器移送に使用していたと主張。「空港を機能不能にした」と説明した。5日の攻撃では戦闘機約20機が参加し、爆弾約50発を投下。フーシ派側は、少なくとも4人が死亡したと発表した。
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