イスラエルとの和解要請=「歴史的好機」―米大統領、シリア首脳と25年ぶり面会 2025年05月14日 16時35分

トランプ米大統領(右)とシリアのシャラア暫定大統領(EPA時事)
トランプ米大統領(右)とシリアのシャラア暫定大統領(EPA時事)

 【リヤド時事】トランプ米大統領は14日、訪問先のサウジアラビアの首都リヤドで、シリアのシャラア暫定大統領と初めて面会した。トランプ氏は13日の演説で対シリア制裁解除を指示すると表明しており、今後の関係修復などを巡り意見を交わしたとみられる。ホワイトハウスによれば、トランプ氏はシャラア氏に「極めて歴史的なことを行う好機だ」と述べ、対立するイスラエルと和解するよう促した。
 米国は1979年にシリアを「テロ支援国家」に指定した。米国とシリアの首脳が接触するのは、2000年3月にクリントン大統領(当時)とハフェズ・アサド大統領(同)がスイスで会談して以来、25年ぶり。 

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