李在明氏遊説に防弾ガラス=安全対策強化―韓国大統領選 2025年05月19日 17時49分

19日、ソウル市内で開かれた革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表の遊説会場に設けられた防弾ガラス
19日、ソウル市内で開かれた革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表の遊説会場に設けられた防弾ガラス

 【ソウル時事】韓国大統領選(6月3日投開票)で支持率トップを走る革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表の遊説会場に防弾ガラスが設けられた。李氏の安全を懸念する声が党内で高まっていることを受け、導入されたという。
 防弾ガラスは19日のソウル市内での遊説で初めて登場。複数のガラスが重なった構造になっており、厚さは3センチほど。李氏は、左右に設置された防弾ガラスに囲まれた状態で演説した。
 李氏は歯に衣(きぬ)着せぬ物言いが持ち味でもあるが、その分「アンチ」も多い。2024年1月には、訪問先の南部・釜山で男に突然首を刺されて負傷した。
 李氏は以前から3キロあるとされる防弾チョッキを着用して選挙運動に臨んでいる。19日の遊説前には、警察犬が会場に異常がないかを確認し、警護員が周囲の様子に目を光らせていた。 

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韓国大統領選で、防弾チョッキを着用して選挙運動に臨む革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表(右)=12日、ソウル
韓国大統領選で、防弾チョッキを着用して選挙運動に臨む革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表(右)=12日、ソウル

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