「モスクワ攻撃すべきでない」=トランプ氏、ウクライナに 2025年07月16日 06時06分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、ロシアの侵攻を受けるウクライナがロシアの首都モスクワを攻撃するべきではないとの認識を示した。トランプ氏は「ウクライナのゼレンスキー大統領はモスクワを標的とするべきではない」と、ホワイトハウスで記者団に語った。ウクライナを支持しているのか問われると、「どちらの側でもなく、人類の側だ。殺りくを止めたい」と述べた。
これに先立ち、英紙フィナンシャル・タイムズは、トランプ氏がゼレンスキー氏にモスクワへの攻撃を非公式に促したと報じた。トランプ氏は14日にウクライナへの追加武器供与を表明し、ロシアに50日以内の停戦を迫っている。