米特使、ガザの配給所視察=トランプ氏「食料センター」計画で 2025年08月01日 18時28分

【カイロ時事】米国のウィトコフ中東担当特使は1日、パレスチナ自治区ガザを訪問した。ガザでの食料危機が深刻化する中、トランプ米大統領が目指す「食料センター」の設置に向け、現在米国とイスラエルの主導で運営されているガザ最南部ラファの食料配給所の様子などを視察した。イスラエルのメディアが伝えた。
レビット米大統領報道官は7月31日の会見で、ウィトコフ氏の訪問は「(ガザに)より多くの食料を提供するための計画立案」が目的だと説明。ハッカビー駐イスラエル米大使も同行した。
ウィトコフ氏は31日、エルサレムでイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。ウィトコフ氏は1月にもガザの南北を分断する「ネツァリム回廊」を訪れ、当時の停戦状況を視察している。