ガザ市から25万人退避=攻撃拡大を警告―イスラエル軍 2025年09月13日 19時38分

 【イスタンブール時事】イスラエル軍は13日、制圧を目指しているパレスチナ自治区ガザ中心都市ガザ市からこれまでに25万人以上が退避したと明らかにした。軍報道官は「ガザ市での攻撃のペースを拡大している」と警告。約100万人とされるガザ市住民には、ガザ南部などの「人道地区」へ即時避難するよう改めて促した。
 軍は「民間人への被害を最小限にする措置を講じている」として、既にガザ市全域に退避勧告を発出。しかし、住民の間では人道地区での安全確保にも不信感が強く、避難が遅れている。イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが退避を阻んでいると主張している。 

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