米、対イラン圧力強化=国連制裁復活合わせ 2025年10月02日 06時25分

米ホワイトハウスの渡り廊下を歩くトランプ大統領(右)=9月30日、ワシントン(AFP時事)
米ホワイトハウスの渡り廊下を歩くトランプ大統領(右)=9月30日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政府は1日、イランのミサイルや兵器の開発のために部品調達に関わったとして、イランや中国を拠点とする企業を含む44の団体・個人を制裁対象に指定したと発表した。米国内の資産が凍結される。
 9月28日(日本時間)に対イラン国連制裁が復活して以降、米政府が対イラン制裁を発動したのは初めて。国連制裁復活に合わせ、核開発を進めるイランへの圧力を強化する。
 ベセント財務長官は声明を出し、イランの核兵器開発が「中東地域や米国などの安全保障に脅威を与えている」と警告した。 

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