ガザに大量不発弾=避難住民の脅威―NGO 2025年10月15日 14時50分

爆発物が除去された不発弾の近くに集まるパレスチナ自治区ガザの子供たち=4月19日、ガザ市(AFP時事)
爆発物が除去された不発弾の近くに集まるパレスチナ自治区ガザの子供たち=4月19日、ガザ市(AFP時事)

 10日に停戦合意が発効したイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘でパレスチナ自治区ガザに残された大量の不発弾が住民にとって大きな脅威となっている。国際NGO「ヒューマニティー・アンド・インクルージョン」(旧ハンディキャップ・インターナショナル)のガザ担当幹部、ヤイーシュ氏が14日、AFP通信に明らかにした。
 ヤイーシュ氏は、2023年10月に始まった戦闘で推計7万トンの爆発物がガザで使われたと分析。ガザの現状について「がれきの堆積がすさまじい」と指摘した。その上で、避難先から元の居住地に戻ろうとする住民が爆発物に触れる「大きなリスクがある」と述べた。 

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