ステランティス、米国で2兆円投資=トランプ関税の影響緩和へ 2025年10月15日 10時28分

パリ西部にある自動車大手ステランティスの工場=9月23日(AFP時事)
パリ西部にある自動車大手ステランティスの工場=9月23日(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】欧米自動車大手ステランティスは14日、今後4年で130億ドル(約2兆円)を米国で投資すると発表した。米国内生産を拡大し、トランプ政権の高関税政策による影響の緩和を狙う。
 製造拠点を拡充し、生産台数を50%増やす。同社はこれにより、中西部の工場で5000人以上の新規雇用が創出されるとアピールした。投資額には研究開発費なども含まれる。
 ステランティスは米国の「ジープ」や「クライスラー」、イタリアの「フィアット」、フランスの「プジョー」といったブランドを傘下に持つ。 

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