米ドル「引き続き基軸通貨」=緊急事態は否定―財務長官 2025年04月15日 08時28分

【ワシントン時事】ベセント米財務長官は14日、ブルームバーグテレビのインタビューで、「ドルはなおも世界の基軸通貨だ」と強調、「強いドル政策を進める」と述べた。市場ではトランプ政権の高関税政策が嫌気され、ドルや米国債が売られており、投資家の「米国離れ」が指摘されている。
ベセント氏は、先週の米国債入札では外国勢の需要が強かったと指摘。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長とは毎週朝食を共にし、連絡を取り合っているものの、緊急事態からは「程遠い」との見解を示した。