米景気「大半で変わらず」=個人消費低調―FRB報告 2025年09月04日 05時20分

【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を発表した。大半の地区は、経済活動が7月の前回報告から「ほぼ変わらない」との認識を示した。「わずかに拡大した」との前回判断から下方修正された形だ。
消費支出が総じて「横ばいから減少」とされた。賃金の伸びが価格上昇に追いつかなかったことが背景という。また、景気の先行き不透明感やトランプ政権の高関税政策が「マイナスの要因」として挙げられた。