〔東京株式〕下げ幅縮小=値上がり6割超(2日前場中盤) 2025年07月02日 10時13分

 (10時03分)日経平均株価が下げ幅を縮小している。陸運や不動産など内需関連株が買われ、プライム市場では値下がり銘柄3割に対し、値上がりが6割超となっている。
 寄り付き後には一時前日比500円超まで下げ幅を拡大。前日の米国市場でハイテク関連株が軟調だったことから、東京市場でもアドバンテス〈6857〉など値がさの半導体関連株が下げを主導した。日米関税交渉の不調を背景に、輸出関連株の下落も目立った。
 ただ、市場関係者からは「3万9500円近辺では押し目買いの動きも見られている」(大手証券)といい、下値近辺では底堅い動きを見せている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比355円16銭安の3万9631円17銭と下落して始まった。トランプ米大統領が日本との関税交渉について合意困難と言及したことが伝わり、企業業績悪化への懸念から売りが先行している。

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