太陽光事業、中国企業が入札撤退=補助金巡りEUが調査 2024年05月14日 06時00分
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は13日、ルーマニアの太陽光発電事業を巡り、中国企業が入札から撤退したと発表した。欧州委は4月、中国政府の補助金でEU域内の競争がゆがめられた疑いがあるとして調査に着手していた。
撤退したのは、太陽光パネルを手掛けるロンジ・ソーラーと重電大手、上海電気の子会社。両社が関与するコンソーシアム(企業連合)が、太陽光発電施設の設計などの入札に参加していた。