容疑者、トランス女性と交際=動機との関連捜査―米活動家射殺 2025年09月15日 11時45分

タイラー・ロビンソン容疑者=13日、米西部ユタ州知事室提供(AFP時事)
タイラー・ロビンソン容疑者=13日、米西部ユタ州知事室提供(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米西部ユタ州のコックス知事は14日、保守活動家チャーリー・カーク氏射殺事件のタイラー・ロビンソン容疑者が、トランスジェンダー女性と交際していたと明らかにした。CNNテレビなどの取材に答えた。カーク氏は性的少数者への否定的発言を繰り返しており、当局は動機との関連や経緯について捜査を進めている。
 カーク氏は射殺される直前、イベントの参加者から「過去10年間で何人のトランスジェンダーが乱射事件を起こしたか知っているか?」と問われ、「たくさんいる」と回答していた。
 コックス氏によると、ロビンソン容疑者の交際女性は事件については何も知らなかったと話しており、ショックを受けている様子。ただ、捜査には「非常に協力的」だという。
 コックス氏はまた、容疑者の友人の証言から、容疑者がゲームやインターネット掲示板に没頭していたと指摘。容疑者が過激化した背景に、ネットやSNSの影響があるとの見解を示した。 

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