米中、閣僚級貿易協議=対ロシア、TikTokも議論か―4回目、スペインで 2025年09月14日 22時05分
【北京、ワシントン時事】米国と中国は14日、スペインのマドリードで閣僚級の貿易協議を始めた。中国国営新華社通信が伝えた。主要議題である高関税の引き下げに加え、ウクライナに侵攻を続けるロシアへの圧力強化や、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の扱いも話し合う見通し。だが、双方の不信は根深く、協議の成否は見通しにくい。
閣僚級協議は、5月のスイス、6月の英国、7月のスウェーデンに続いて4回目となる。米側からはベセント財務長官らが、中国からは何立峰副首相らが出席。協議は数日間にわたり行われる予定だ。